長崎は病院数が多く、平成22年の時点で人口10万人当たりの病院数が全国平均6.8なのに対し、長崎は11.4もあります。それに伴って、看護師数も全国平均を上回っています。また、長崎は半島が多いことから、医療が手薄になるエリアを作らないための独自の医療体制を整えているのが特徴です。軽度の疾患は全エリアに分布させ、高度医療は都市部に集中させています。その結果、過疎地と中心部での看護師の数差が大きくなっており、離島の病院では常に看護師が不足している状態です。これらを踏まえて、転職先を探してみるのも良いですね。このように中程度から大規模な病院が多い長崎ですが、やはり転職先として人気があるのはキャリア支援制度が充実していたり、経験やスキルをきちんと評価してくれたりする有名な病院です。
ここでは、看護師の人気ランキングの上位に入っている病院が長崎市に集中しているので、長崎市エリアを紹介します。長崎市は人口41万人、南と東は海に囲まれていながらも中心部に都市が存在する独特の都市景観です。市内中心部から車ですぐ移動できる距離に、便利かつ楽しい施設が集まっているコンパクトな都市となっています。自然も豊かで、異国情緒も漂うオシャレな街です。海が近いので、魚が美味しいのもおすすめポイントでしょう。家賃は少し高めの設定ですが、治安が良く住みやすいと言えます。台風が通過することもありますが、1年中温暖で雪が積もることもほとんどありません。また、地震が少ないことも住みやすさにつながっています。